【介護職はキツイ?】介護のお仕事の大変さと対策を具体的に解説します

介護職について、どのようなイメージがありますか?

大変そう、きつそう、という感想を持つ方が非常に多いです。

では、具体的に何が大変なのか、どんな仕事がきついのか

この記事では、4項目に分けてご紹介したいと思います。

  • 体力仕事がきつい
  • 夜勤がきつい
  • 精神的にきつい
  • 人手不足がきつい

対策方法も紹介していますので、是非参考にしてみて下さい。

 

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体力仕事がきつい

介護職は体力を使う場面が多いです。利用者が車椅子やベッドなどに移動する際に、体を支えて補助をする必要があります。移動の補助は一日に行う回数も多く、体格の良い利用者もいるため介護者の体の負担が大きくなります。腰への負担が大きくなりやすいため、腰痛を患ってしまう介護者もいます。

対策1 介護技術を見直す

体の負担が大きいと感じる場合は、まず介護技術を見直してみましょう。間違った体の使い方をしてしまうと、より多くの力が必要になり体への負担が大きくなります。効率的な体の使い方をするには、ボディメカニクスを学んで意識してみると良いでしょう。

また、実際に現場で長く介護職をしている同僚など、体の使い方が上手な人の介護を観察し、力の使い方、姿勢などをみて学ぶことも大切です。

対策2 ケアマネージャーを目指す

キャリアアップして、ケアマネージャーを目指すのも手段です。ケアマネージャーは、ケアプランを作成することが主な業務であるため、介助を担当することは少なくなります

ケアマネージャーになるには、既定の期間を介護職に従事して資格を取得する必要があります。キャリアアップにもつながり、介護業界でより幅広く活躍できる人材となることができます。

 

夜勤がきつい

夜勤がきついと感じる人は多いです。体内時計が乱れて、体調を崩してしまうことがあります。

体調が戻るまでに時間がかかる人の場合、慢性的に疲労感を感じたり精神状態が悪化することもあり、負担が大きくなってしまいます。

対策1 体内時計(サーカディアンリズム)の調整がしやすい環境を作る

夜勤で乱れてしまった体内時計を戻しやすい環境を整えましょう。体内時計には、サーカディアンリズムというメカニズムが関わっています。サーカディアンリズムを整えることで、回復を早め、夜勤の影響を軽減しましょう。

具体的には、以下のような方法があります。

  • 寝室に遮光カーテンを使う
  • 帰宅時にサングラスをする
  • 夜勤の回数を調整してもらう

夜勤を終えてから睡眠を取るまでの間に、できるだけ日光を遮断しましょう。日光を浴びると、覚醒して睡眠に入りづらくなります。サングラスや遮光カーテンで睡眠の質が悪くならないようにできます。

また、夜勤の回数を調整することも重要です。シフト作成者と相談をして、体調に無理のない回数に調整しましょう。

対策2 デイサービスに転職をする

デイサービスへの転職をする方法もあります。日中のみ稼働するデイサービスであれば夜勤をすることはありません夜勤がどうしてもきついということであれば、夜勤がないデイサービスへの転職も考えるのも良いでしょう。

 

精神的にきつい

精神的な負担がきついという介護士もいます。転倒事故や急変が起きる、認知症の利用者への対応がきついといった声があります。急変対応時に看護職がいない場合など、自分で対応をしなければならないこともあり、精神的負担が大きくなりがちです。

対策1 緊急事態が起きた時を想定して、対策を考えておく

事故や急変が起きた時の対策や行動を考えておきましょう実際に緊急事態が発生してからだと、慌ててしまいうまく判断がしづらいことがあります。事前に対応方法を整理しておくことで、過度に不安に思うことがないようにしましょう。

対策2 相談できるひとや、問題を共有できる人を作る

認知症の利用者への問題は、一人で抱え込まないことが重要です。認知症の利用者の対応はどうしても精神負担が大きいです。同僚や管理者に相談し、複数人で対応をしてもらうようにしましょう。一人で抱えなければ負担を軽減できます。精神負担が大きすぎる場合は担当を外してもらうといったことも必要です。

 

人手不足がきつい

介護業界は全体で人手不足になりがちです。人手不足によって長時間労働や休みが取れないといったことがあります。一度に複数の利用者を対応しなければならない場面も多くなりやすいです。労働時間や、必要な業務が増えてしまうことも多く、介護職はきついというイメージにつながっています。

介護業界におけるデジタル化とは?メリットや課題を解説
介護業界におけるデジタル化のメリットと課題を解説します。デジタル化によるメリットは非常に大きいですが、導入する課題もまた大きいです。介護現場のデジタル化を理解すれば、変動する介護環境に適応できることでしょう。

対策1 上司や管理者に相談をしましょう。

休息が足りない場合は上司や管理者に相談をしましょう。疲労が抜けない状態が続くと、体調を崩してしまいます。上司やシフト管理者もすべてのスタッフの状況を把握できていない場合もあります。体調を崩す前に相談を持ち掛けて、シフトを見直してもらいましょう

対策2 新人教育を充実させる

新人教育を見直すのも、人手不足の対策になります。新人が職場に定着しやすくなれば、人手不足の解消につながります。

実際に、教育がしっかり行われずに現場でついていけずに辞めてしまうということはよくあります。新人が仕事についていけるようにサポートを見直すことで人手不足の解消につなげましょう。

 

まとめ

今回は、介護職のお仕事のきつさについて解説しました。

  • 体力仕事がきつい
  • 夜勤がきつい
  • 精神的にきつい
  • 人手不足がきつい

介護職には、体力仕事や夜勤があり、避けることが難しいものもあります。認知症の利用者の対応や急変などが起こることへのプレッシャーが強く、精神負担も大きいです。業界全体で人手が足りていないことも原因になっています。

介護職にはきついところがありますが、対策方法も様々なものがあります是非、対策方法を試してみて自分に合うものを見つけてみましょう。

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【介護転職サイト、どれがいいの?おススメサイト3つ厳選!】
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シン

介護福祉士として特別養護老人ホームに10年勤務。介護職としてフルタイムで働きながら、介護に関する情報発信を行っている。介護現場ではひとりひとりの個性を大切にする個別ケア、利用者の1日の生活を可視化して最適なケアの検討を行う24時間シートの導入を推進。現場目線の実態に即した情報発信を得意としている。

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