介護職の初心者でも大丈夫!簡単にとれるおすすめの資格を詳しく解説

介護の仕事を始める際に、資格について悩む方も多いでしょう。

  • 介護職未経験で無資格でもできるの?
  • 資格があったほうがいい?
  • 介護初心者でも取れる資格は?
  • 資格をとるのは難しい?

ちょっと考えるだけでたくさんの疑問が浮かんできます。

結論から言えば資格がなくても介護の仕事に就くことは可能です。しかし資格を取得することで仕事の選択肢が広がり、収入アップを狙えることでしょう。この記事では介護初心者の方でも簡単に取得できる資格をご紹介します。

介護の資格を取得して経験を積めば、キャリアアップが可能です。今よりも高い給料をもらいながら、自分のスタイルに合った自由な働き方ができるようになるでしょう。

わかりやすく具体的に解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 介護職の資格で目指せキャリアアップ!未経験からのキャリアアップモデルをご紹介
介護職において無資格未経験からキャリアアップする方法を解説します。無資格未経験から資格を取得するなら介護福祉士を目指すのがおすすめです。さらなるキャリアアップを目指す場合は、介護の専門的な部分を掘り下げる仕事を視野に入れると良いでしょう。

 

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介護職は無資格ではダメ?初心者でもとれる資格をご紹介!

介護職は無資格でも働くことは可能です。しかし介護資格にはさまざまなメリットがあるので、できれば取得しておくことをおすすめします。

具体的なメリットは以下の3つです。

  • 就職や転職に有利
  • 給与面での優遇がある
  • 訪問ヘルパーとして働ける

人気のある職場では資格の取得を条件としているところが多い傾向にあります。特に勤務時間に融通の利きやすい訪問介護は、介護資格の取得が必須となっているのが特徴です。

また資格取得者は資格手当や基本給の面で無資格者よりも優遇されるため、本気で介護の仕事をしたいと思うのであれば介護資格は取得しておくと良いでしょう。

介護職初心者は、介護の仕事といっても、実際はどんなことをするのかよくわからず、不安になることもありますよね。資格を取得することで、仕事の内容も理解でき、自信を持って働きはじめることができるでしょう。介護職の資格のなかでも、初心者におすすめの資格をご紹介します。

介護職員初任者研修

介護職の基本的な知識や技術が身についていることを証明する入門的資格です。学歴や経験は関係なく、誰でも受講できます。この資格を取得すると、介護施設や訪問介護のヘルパーとして働くことができます。介護職のなかでは、難易度が低く比較的取得しやすい資格です。

介護福祉士実務者研修

先に紹介した「介護職員初任者研修」の上位資格で、介護職の中級といわれる資格です。受講資格は定められていないので、初心者でも受けることができます。介護の基本的な知識と技術に加えて、医療的ケアや喀痰吸入、認知症などの専門的知識やスキルを学べます。介護施設や訪問ヘルパーとして働くことができ、訪問介護サービスのサービス提供責任者という役職につくことができます。

「介護職員初任者研修」と「介護福祉士実務者研修」の違いは?

どちらの資格も、民間のスクールで取得することができます。大きな違いは取得するのにかかる時間です。介護職員初任者研修を取得するのに130時間必要であるのに対して、介護福祉士実務者研修は3倍以上の450時間の講義と実習を受けなければいけません。

介護職員初任者研修は9科目で、介護の基礎を中心に学びます。一方、介護福祉士実務者研修は20科目で、基礎から医療的ケアを含む専門的な知識や技術までを系統的に学習していきます。介護福祉士実務者研修はより専門的な内容になるため、介護にある程度知識があるほうがスムーズに学習できるでしょう。

 

初心者におすすめの介護資格は「介護職員初任者研修」

介護職初心者には、まずは取得しやすい介護職員初任者研修がおすすめです。

この研修では、利用者の個性を尊重しその人らしさを大切にした介護をするなど、介護の知識を理念から学ぶことができます。講義は介護にまったく関わったことのない方でも理解できる内容です。また実技演習は実際に体を動かし、介護の現場で求められる基本的なスキルを身につけることができます。

修了試験はありますが、振り落とすための試験ではなく、受講内容を理解できているかを確認するためのものなので、合格率は高くおすすめです。

時間や費用、難易度からみてももっとも取得しやすく、介護のスタート資格にぴったりです。

介護職員初任者研修を取得するには?

民間のスクールで講座を全て受講して、修了試験に合格すると取得できます。

通信と通学を併用するのが一般的です。スクールごとに、平日のみ、土日のみ、夜間のみなど様々なコースがあります。立地も駅の近くや職場の近くなど自分に合った、無理なく通えそうなスクールを選ぶのがポイントです。

資格取得にかかる時間と費用

講義と実技演習合わせて130時間の講座を受ける必要があります。通信と通学の併用はできますが、そのうち90時間程度は通学と決められています。スクールによってやや異なりますが、最短で1ヶ月程度、平均3ヶ月で資格を取得できます。

講座の受講費用は、5〜8万くらいが相場です。キャンペーンがおこなわれているとお得な割引をしているケースもあります。スクールによって金額は様々ですので、いくつかリストアップして、コース、アクセスも合わせて比較検討してみましょう。また、補助金制度がある自治体もあるので、ホームページなどで確認しましょう。

ステップアップを目指すなら

介護職員初任者研修を取得して、実際に働き始め、もっと知識を深めたい、いろいろな業務に携わりたいと思ったら、介護福祉士実務者研修の取得に挑戦してください。介護職員初任者研修の資格があると、130時間分の講義を免除されます。

また介護福祉士実務者研修を取得し、実務経験を3年以上積むことで、国家資格である介護福祉士の受験資格を得ることもできます。働きながら経験を重ね、ステップアップしていくことができるのが、介護職の資格の魅力のひとつです。

 

まとめ

不安な思いを持ちつつ介護職をはじめるよりは、空いた時間を利用して介護職員初任の資格を取得することをおすすめします。基本的な知識とスキルと自信を持って、介護の仕事をスタートさせてください。

 

シン

介護福祉士として特別養護老人ホームに10年勤務。介護職としてフルタイムで働きながら、介護に関する情報発信を行っている。介護現場ではひとりひとりの個性を大切にする個別ケア、利用者の1日の生活を可視化して最適なケアの検討を行う24時間シートの導入を推進。現場目線の実態に即した情報発信を得意としている。

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