現在の介護の仕事に不満はありませんか?介護職で転職を考えていても、自分に合った仕事や職場がわからない場合もあると思います。転職するなら自分に合った働きやすい職場を選びたいですよね。
この記事では、介護職で働きたいと思っている方向けに仕事の種類や施設の特徴を解説。職場を選ぶポイントをお伝えします。
介護の職場選びに悩んでいる方は参考にしてみてください。
介護の仕事の職場を選ぶ際のポイントは自分の価値観に合わせて仕事を選ぶ
介護の仕事といっても業務の幅は広いです。これから介護の仕事を選ぶ上での基準を4つ上げていきます。
- 働き方で選ぶ
- 仕事の種類や内容で選ぶ
- 施設形態で選ぶ
- 応募条件で選ぶ
生活とのバランスを考え働き方を重視するのか、仕事内容ややりがいを求めるのかなどご自身にとって優先度の高い項目を価値観に合わせて考えてみてください。
働き方で選ぶ
家庭との両立を図るなら、勤務時間や勤務形態を重要視するのがおすすめです。介護施設といっても施設によって働き方は異なります。たとえば特別養護老人ホームなどの場合は勤務時間が昼間だけではなく、24時間体制で介護するため夜間勤務もあります。特別養護老人ホームでは早番、遅番、夜勤など交代制のシフトを組むため、ある程度都合に合わせた働き方ができることがメリットです。
デイサービスの場合は特別養護老人ホームに比べると介護の必要度が低い利用者が多く、身体的な負担は軽くなります。また、営業時間内での勤務となるため勤務時間は昼間〜夕方頃と規則正しい働き方ができるでしょう。
仕事の種類や内容で選ぶ
介護職の仕事内容は主に以下の3点です。
- 食事介助
- 入浴介助
- 排泄介助
3大介護と呼ばれる生活の根幹に関わるケアが中心です。しかし、特別養護老人ホームやグループホーム、病院勤務の介護職員では仕事の種類や内容、利用者との関わり方が大きく異なります。
例えば特別養護老人ホームでは要介護度の高い利用者が多いため、身体に直接触れて行う介護の身体介助がメイン。
グループホームは生活援助が中心となり、介護自体の負担は比較的少ない傾向にあります。グループホームは入居者と一緒に暮らし、生活面のサポートをすることがメインとなるからです。掃除や洗濯などの生活援助のほか、レクリエーションの企画・指導も職務に含まれます。希望する仕事の種類や内容があるのかしっかりと調べれば、就職後のギャップを減らせるでしょう。
施設形態で選ぶ
介護施設とひとくちに言っても、施設形態はさまざまです。自宅での生活が難しい方向けの特別養護老人ホーム、自宅復帰を前提としている方向けの介護老人保健施設などがあります。
施設形態によって運営目的が異なるので各施設の特徴を把握し、職場選びの参考にしてみてください。
応募条件で選ぶ
介護業界では未経験者や無資格者を歓迎する会社も多くあります。施設によっては経験や資格がなくても働くことが可能です。しかし資格がないと訪問介護で身体介護ができないなど仕事に制限があるため、有資格者は優遇される傾向にあります。社内研修、受験費用の負担など働きながら資格取得を目指せる会社もあるので、スキルアップを目指す方は応募条件で選ぶのもおすすめです。すでに資格を持っている場合は無資格の場合との待遇の差や手当もしっかり確認しておきましょう。
介護の仕事の種類
介護職
介護職は、要介護者の日常生活を援助する仕事。
介護者の体に触れる「身体介護」と掃除や洗濯、買い物などの「生活援助」をサポートします。
利用者と直接話す機会が多いため利用者やその家族から感謝される機会も多く、人の役に立っていると実感できることも多いようです。また、高齢化が進む日本では今後も需要が伸びる傾向にあり、2025年には約243万人の介護職員が必要と言われています。
(参考:厚生労働省第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について)
ケアマネージャー
利用者が適切な介護を受けられるようにケアプランを作成することが主な仕事内容。
利用者の家族の相談業務や介護サービス事業者との調整役、生活保護申請の補助など仕事内容はさまざまです。
ケアマネージャーの中でも施設ケアマネージャーや居住ケアマネージャー、民間企業で働くなど幅広く働き方を選択することができるのも魅力のひとつです。
介護営業職
介護営業職の主な仕事内容は、入居者を集めるための営業と福祉・介護用品の販売やレンタルの営業です。入居者を集めるため各施設の特徴や強みを把握し、パンフレットやチラシを使って集客を行います。利用者、利用者家族の希望条件に合った施設や介護用品の案内をするため介護の知識やコミュニケーションスキルも重要となります。
介護の知識と営業職として結果を求められる分、やりがいがあると感じる方も多いようです。
介護事務
介護事務の仕事は介護保険サービスを提供する事業所に勤務し、一般事務や経理、広報など幅広い業務を担当します。未経験でも採用が行われているものの、基礎的な事務スキルが求められることも多いです。直接介護を行うわけではありませんが、介護施設で働く以上介護・医療の経験や資格があると優遇される傾向にあります。
介護事務の仕事は介護の利用者やその家族、施設の職員とも関わりが大きくなります。
相手の話を理解し、丁寧なやりとりができる人が向いているでしょう。
まとめ
この記事では、自分に合った介護の仕事の選び方、仕事の種類や特徴について解説しました。介護の仕事の職場を選ぶ際のポイントは自分の価値観に合わせて仕事を選ぶことです。
以下の4つの基準と介護の仕事の種類について紹介してきました。
- 働き方で選ぶ
- 仕事の種類や内容で選ぶ
- 施設形態で選ぶ
- 応募条件で選ぶ
ご自身にとって優先度の高い項目を考えてみてください。介護の仕事選びの参考になれば幸いです。
介護転職のススメ
介護の仕事で収入を上げるには転職が必須となります。
ひとつの事業所に長く勤めても、まとまった給料アップは望めないからです。
毎年1000円から3000円の昇給があったとしても、年収を50万円上げるには何十年もかかってしまいます。
しかし上手に転職を行えば、短期間でまとまった収入アップが可能です。
年収ベースで50万円程度の収入アップは現実的なラインとなります。
正社員の介護職であれば、年収400万円台も夢ではないでしょう。
- 勤続年数が3年を超えて介護スキルに自信がついた
- 介護資格を取得したのでキャリアアップしたい
- 今の職場ではできないことをやってみたい
- 介護の仕事は続けたいが収入に不満がある
- 自分に合った働き方で介護を続けたい
- ほかの施設形態の職場でも働いてみたい
- 正社員としてバリバリ働いて稼ぎたい
- 家庭の事情があるので融通の利く施設で働きたい
上記のどれかに当てはまるのであれば、転職活動の開始をおすすめします。
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それに登録したからといって必ず転職しないといけないわけでもありません。
ぜひ転職活動を通してこれからの生活や仕事について、見つめ直してみてください。
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