介護職は高齢化が進む現代社会においてますます需要が高まっています。未経験・無資格でも採用されやすいと言われますが、誰でも採用されるわけではありません。
では、介護の現場ではどのような人が求められ、採用されやすいのでしょうか?介護職の面接で受かる人の特徴と面接時のポイントを解説していきます。こちらの記事でポイントをおさえて面接に望みましょう。
介護の面接で受かる人の特徴9選
- 介護の仕事を尊重している人
- 明るく前向きな人
- コミュニケーション能力がある人
- 思いやりがある人
- 判断力や決断力がある人
- 気持ちの切り替えが出来る人
- 誰かのために働くことにやりがいを感じる人
- 体力・忍耐力がある人
- 協調性がある人
介護の仕事を尊重している人
介護の仕事は、様々な事情で入所してくる利用者さんの介護するため、状況に応じた対応が必要になります。そのため、肉体的にも精神的にも負担が多い仕事です。介護の仕事なら自分にも出来るだろうと簡単に考えていては、続けることは難しいです。
介護スキルも重要ですが、介護の仕事をきちんと理解し、尊重していることが求められます。介護に対する強いモチベーションがあれば、そのような仕事にも取り組むことができ、利用者さんとのコミュニケーションやケアに対する質が高まります。
明るく前向きな人
介護職は、利用者さんと接するお仕事です。利用者さんはそれぞれの事情で入所されています。不安を抱えている方もいらっしゃるでしょう。利用者さんが気持ちよく過ごせるように、明るい雰囲気で接することが求められます。利用者さんだけではなく、利用者さんのご家族とも話す事もあります。明るい雰囲気で接する事で安心して任せていただくことが出来ます。
コミュニケーション能力がある人
介護職は利用者さんと接することはもちろん、利用者さんのご家族の方や職場の方、たくさんの方とコミュニケーションを取る必要があります。コミュニケーションには、相手の状況や気分に合わせた言葉遣いや表情、身振り手振りなどが含まれます。
また、患者さんや家族とのやりとりにおいては、聴き取り力や問題解決力も必要です。介護職には、医療・介護専門用語や略語が多く出てくるため、その理解にも努める必要があります。
思いやりがある人
介護職は、相手の状態によっては痛みや不快感を伴う手当てやケアが必要な場合があります。また、高齢者や障害者の方々は、自分でできないことが多いため、日常生活の中での細かい配慮が求められます。例えば、身体を拭いたり、食事を与えたりすることがあります。そのため、優しさや思いやりのある人が向いています。介護職は、患者さんの身体面だけでなく、心のケアも必要な職種であるため、共感力や思いやりを持って接することが大切です。
観察力や判断力がある人
利用者さんの中には、自分の体調の変化や気持ちをうまく伝えられない方もいらっしゃいます。そのため、常に観察し変化に気づけることが求められます。さらに、高齢の利用者さんも多いため、急に具合が悪くなることがあります。そんな時には迅速な対応が求められます。
気持ちの切り替えが出来る人
利用者さんには様々な方がいるので、暴言を吐いてきたり、暴力を奮ってきたりする場合もあり、気持ちが沈んでしまうこともあります。そのような時でも、出来るだけ早く気持ちを切り替えて他の利用者さんに不安な気持ちを抱かせないようにすることも求められます。
誰かのために働くことにやりがいを感じる人
介護の現場では、困難な面もあります。例えば、体力的・精神的負担や、受け手の悲しい状況を目の当たりにすることもあります。そのため、お金を稼ぐためだけに働いていると続けることがつらくなります。しかし、介護職は利用者さんが本当に必要としている支援を提供することで、その人の生活を改善することができます。笑顔で感謝してくれたときなど自分の仕事が必要とされているということが実感できます。そのようなことにやりがいをもてることが大切です。
体力・忍耐力がある人
介護職は、相手の状態や気分に合わせて、時には自分の都合を後回しにすることが必要な場合があります。例えば、高齢者の方々は、物忘れが激しく、同じことを何度も繰り返してしまうことがあります。そういった場合でも、患者さんの状況を理解し、忍耐強く対応する必要があります。
また、介護現場では、急な対応が求められることも多く、ストレスを感じることもあるため、忍耐力が必要とされます。介護職は、身体的な労働が必要な場合があります。例えば、高齢者の方々をベッドから移動させる、身体を拭くなどの身体的な作業があります。
また、認知症の利用者さんは、場合によっては暴力的になることもあるため、精神面でも負担がかかることがあります。そのため、介護職には、体力や精神力が必要とされます。特に、夜勤や長時間勤務が多い場合があるため、睡眠不足や疲労感を感じることもあるかもしれません。しかし、そういった状況でも、患者さんを助けることが最優先であるため、体力や精神力が求められます。
協調性がある人
介護職は、チームでの作業が多いため、チームプレイができる人が向いています。介護職では、患者さんの状況を共有することが重要であり、また、患者さんの身体状況やケア方法を確認しあうことが求められます。また、職場内のトラブルや問題が起きた場合にも、チームとして解決することが必要です。そのため、協調性やチームワークが求められます。
介護の面接で受かるためのポイント4選
- 履歴書を丁寧に書く
- 身だしなみを整えて臨む
- 明るくハキハキ会話が出来る
- 質問に対して的確に答えられる
履歴書を丁寧に書く
まず面接の時に見られるのは履歴書です。その履歴書が誤字脱字だらけだったり、空白だらけだったら雑な仕事をする人だと思われてしまします。見る人のことを考えて、出来るだけ丁寧に、誤字脱字のないよう気をつけ、空白を埋めるように書きましょう。
身だしなみを整えて臨む
介護職は人と接する仕事なので、見た目も重要です。しかし、おしゃれをする必要はありません。髪の毛を整える、爪を切る、髭をきれいに剃るなど、清潔に見えるように心がけて臨みましょう。服装はスーツが望ましいです。施設からスーツ以外を希望された場合はオフィスカジュアルでも構いませんが、だらしない格好になったりしないように気をつけましょう。
明るくハキハキ会話が出来る
小さな声でボソボソ話すと、聞き取りづらく悪い印象を与えてしまいます。顔をあげて明るくハキハキと会話することで、好印象を与えられます。利用者さんの中には聴力が低下していて聞き取りづらい方もいらっしゃいます。明るくハキハキと会話する事で相手にも伝わりやすくなるため心がけましょう。
質問に対して的確に答えられる
だらだらと話して要点がまとまらないと、相手は何が言いたいのかわからずマイナスの印象を与えてしまいます。質問をきちんと理解し、要点をまとめて答えることで、良い印象を与えることができます。介護の現場では利用者さんにも伝わるように、ハッキリと分かりやすく話すことが求められます。
まとめ
介護職の面接で受かる人の特徴と面接時のポイントを解説しました。
介護の職場では人手不足と叫ばれていますが、そんな中でも、面接では「どんな人なのか」や「介護職に向いているか」など、人となりを判断されます。利用者さんを安心して任せられる受かる人の特徴と面接時のポイントをよく理解して面接に望むといいでしょう。
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