【介護面接に落ちた人必見!】次こそ合格するためのポイント3選

せっかく介護求人に応募しても、残念ながら面接に落ちてしまった人もいるでしょう。介護職に就くための最初のステップである面接は、自己PRや志望動機、質問に対する回答、面接中のマナーや態度など、多くの点で評価されます。「なぜ面接に落ちてしまったのか?」理由がわからなければ、次回も同じ結果になってしまうかも知れません。本記事では、介護面接に落ちてしまった人に向けて、次こそ合格するための対策と改善方法について解説します。

なお初めて面接に臨む際は、以下の記事を参考にして面接対策をしてみましょう。

【介護転職】面接官が採用したくなる!介護職の面接対策を徹底解説
面接官が採用したくなるような介護職の面接対策について解説します。介護職の面接では基本的なコミュニケーション能力が特に求められます。面接官に好印象を与える基本的なマナーや話し方のコツをマスターすれば必ず良い結果が得られることでしょう。

 

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介護面接で落ちた3つの原因と対策

面接に合格するためには、面接官に「この人に一緒に働いて欲しい」と思われるようアピールすることが大切です。反対に「この人とは一緒に働きたくない」と思われれば、面接に落とされてしまいます。一緒に働きたくないと思われてしまう理由は、大きく3つあります。

  1. 見た目の印象が悪い
  2. コミュニケーションが円滑に取れない
  3. 誠実さや熱意が感じられない

それぞれ順番に解説します。

1.見た目の印象が悪い

見た目の印象が悪いのはNGです。面接官は利用者や、ご家族に不快感を与える可能性がある人を採用しません。利用者も「だらしない人」「不衛生な人」からケアを受けたいとは思いません。清潔感があることをアピールするために、服装、髪型、靴、爪などに気を配ります。

見た目の印象を良くするには、正しい姿勢や態度で敬意を示すのが肝心です。面接の始まりには「よろしくお願いします」の挨拶と一礼をし、終りにも「ありがとうございました」の挨拶と一礼するとよいでしょう。入退室するときは背筋を伸ばして、靴をすらないように歩きます。

介護面接では見た目の印象は大切です。笑顔を見せることで相手へ安心感を与えます。相手に安心感を与えられれば必ず受け入れてもらえるでしょう。

2.コミュニケーションが円滑に取れない

コミュニケーションが円滑に取れないのはNGです。面接官はコミュニケーションを円滑に取れる人かどうかを見ています。利用者へ質の高いケアを提供する上でも、スタッフ同士がチームワークよく働く上でも、コミュニケーションは大切です。

目を見て話すと、相手との信頼関係が築きやすくなります。目を合わせると相手の表情や仕草を観察でき、感情や考えを読み取りやすくなるでしょう。

ハキハキ話すことで相手に安心感を与えます。話し手が明確で丁寧な言葉を使い、意見をはっきりと述べることで、聞き手は話の内容を理解しやすくなるでしょう。

発言は相手の話が終わってからにします。人は自分の話を聞いてくれる人に信頼をよせます。介護の現場では、話を聞くことで利用者さまのニーズを正しく理解できるでしょう。

介護面接では円滑にコミュニケーションが取れることをアピールすることが大切です。

3.誠実さや熱意が感じられない

誠実さや熱意が感じられないのはNGです。介護面接では誠実さや熱意を面接官にアピールすることが大切になります。面接は雇用する側と応募者との間で条件や価値観のマッチングを確認する機会です。面接官に「ここで働きたい」と誠実に熱意を持ってアピールしましょう。

誠実さや熱意を伝えるには、履歴書を丁寧に書くことが重要です。履歴書を見れば応募者の本気度がわかります。間違えてしまった場合は書き直します。履歴書を丁寧に書かない人、間違いがある履歴書を提出する人は「雑な人」「適当な人」という印象を与えます。更に「本気で採用されたいと思っていない」と判断される可能性があります。

また退職の理由を聞かれた際は事実を伝えることに注力します。前の職場の悪口を言うと「この人とは一緒に働きたくない」と思われてしまいます。退職理由を語る際は感情的にならないように、事実を伝えることに集中します。

介護面接に落ちた場合は、その原因を分析して改善することが大切です。面接官に「この人に一緒に働いてほしい」と評価してもらえるよう、次は「面接で落ちた人が次こそ合格するためのポイント3選」を紹介します。ポイントを押さえて合格を目指しましょう。

 

面接で落ちた人が次こそ合格するためのポイント3選

  • ポイント1.志望動機を伝える
  • ポイント2.質問に答える
  • ポイント3.自己PR

ポイント1.志望動機を伝える

志望動機を伝える際には仕事に対しての熱意をアピールします。面接官は応募者の本気度を志望動機から確認しているからです。自分がなぜその介護施設に就職したいのか、その施設でどのような貢献をしたいのかアピールすることがポイントです。

例文:私が介護士を目指したのは、幼少のころ祖母が介護施設でお世話になったのが、きっかけです。要介護になった祖母が、施設でいきいきと過ごしていたこと。介護士さんといつも笑顔で話をしていたことが、今でも記憶に残っています。私もこの仕事を通じて利用者さまに笑顔になって頂けたら嬉しいので応募させて頂きました。

自分の過去の経験や興味、将来のキャリアパスを結びつけて説明します。また、施設の理念や取り組みを事前に調べ、自分が共感できる点やその施設でなければできないことを具体的に挙げると更に好印象になります。

ポイント2.質問に答える

質問に答える際に自分の考えや経験を具体的に伝えます。面接官に応募者の魅力を感じてもらうためです。質問に答える際のポイントは以下の通りです。

  • ハキハキとした発言
  • 回答の具体性や説得力
  • 相手に配慮した回答

 

質問:介護士の魅力は何ですか?

回答:自分が関わった利用者さまやご家族さまから、直接「ありがとう」と言われることがあります。自分がしたことが誰かの役になった実感を得られるので、介護の仕事にとてもやりがいを感じます。

介護面接では、いろいろな質問が出されます。それに対して、自分の考えや経験を適切に表現することが求められます。

ポイント3.自己PR

自己PRは介護面接において非常に重要です。自分の強みや経験が職務にどのように役立つかを具体的に面接官にアピールします。自己PRのポイントは以下の通りです。

  • 自分の強みを具体的に伝える
  • 経験や実績を具体的に示す
  • その経験や実績がどのように職務に役立つかを明確にする
  • 相手の立場に立って話す

例文:私は人と話すのが大好きで、利用者さまと良好な関係を築くことができます。前の職場でも、利用者さまやご家族さまから、頼りにされる存在であったことが評価され、社員表彰を受けることができました。これまでの経験を活かして、利用者さまやご家族さまに寄り添い、最善のケアを提供していきたいと考えています。

上手に自己PRをするためには、過去の経験を介護職でどう活かしていけるか考えてみます。

 

まとめ

この記事では介護面接に落ちてしまった人が、その原因を分析して改善できるように、「介護面接で落ちた3つの原因と対策」「面接で落ちた人が次こそ合格するためのポイント3選」を紹介しまた。

なぜ、面接に落ちたのか理由を考えないまま、次の面接を受ければ、再び落ちてしまう可能性が高くなります。一度、落ちてしまった原因を分析して、次回の面接に向け課題を明確にします。課題を改善させることで、面接官に「この人に一緒に働いてほしい」と感じさせることができれば、面接合格に一歩近づきます。

この記事が介護面接合格のお役に立てば幸いです。

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シン

介護福祉士として特別養護老人ホームに10年勤務。介護職としてフルタイムで働きながら、介護に関する情報発信を行っている。介護現場ではひとりひとりの個性を大切にする個別ケア、利用者の1日の生活を可視化して最適なケアの検討を行う24時間シートの導入を推進。現場目線の実態に即した情報発信を得意としている。

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