介護職でスムーズに退職する方法と退職意思の伝え方を徹底解説

  • 介護職でスムーズに退職する方法が分からない
  • 退職を考えているけど上司になんて言えば良いか分からない
  • 退職意思を伝えるのが怖い

介護職で退職を考えている人は、上記のような悩みを持っている人も多いでしょう。

そんな方に向けて、今回は「介護職でスムーズに退職する方法と退職意志の伝え方」を詳しく解説していきます。この記事を読むと、スムーズに職場を退職できることはもちろん、退職後も従業員と良好な関係を継続することができるでしょう。

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介護職でスムーズに退職する方法

  1. 上司に余裕を持って報告する
  2. 引き継ぎを丁寧に行う
  3. 職場に返却するものを準備する
  4. 退職後に必要な手続きを確認する

介護職でスムーズに退職する方法は上記4つを行うことです。

退職時にトラブルが起きてしまうと、退職に余計な時間がかかってしまい、職場の従業員との関係も悪くなる可能性があります。トラブルなく円満に職場を退社するには、従業員や利用者の方へ配慮ある退職方法を意識すると良いでしょう。

上司に余裕を持って報告する

退職意思を伝える際は、遅くとも1ヶ月前に上司へ報告するのが望ましいです。直前に退職意思を伝えると、職員とのトラブルの原因にもなるでしょう。法律的には2週間前の報告で問題ないですが、職務の面で負担をかけてしまうことになりかねません。

施設によってルールが異なるため、必ず就業規則を確認しておくことをおすすめします。退職手続きや有給消化を滞りなく行うためにも、余裕を持って上司に報告しましょう。

引き継ぎを丁寧に行う

レクリエーションの準備や書類作成など、同僚への引き継ぎは丁寧に行うことが重要です。あなたが担当していた業務は他の同僚が行うことになります。そこで丁寧な引き継ぎがされていない場合、同僚や利用者の方に迷惑がかかるでしょう。

残った同僚がスムーズに仕事を進められるように、あなたが行ってきた業務内容の引き継ぎをしっかりと残しておくことが望ましいです。

職場に返却するものを準備する

介護職では、入社時に職場から貸し出される物がいくつかあります。職場から借りていたものは、退職日までに返却できるように準備しておきましょう。

返却物は例えば以下のようなものがあります。

  • 制服
  • 名刺
  • 社員証
  • 健康保険被保険者証
  • 通勤定期券
  • 業務用参考書
  • 施設の鍵
  • 施設で購入した書籍など

返却すべきものは、事前に直属の上司に確認しておくのがベストです。退職日前日にバタバタしないように余裕を持って行動しましょう。

退職後に必要な手続きを確認する

退職後に必要な手続きは、退職日の翌日に次の転職先に入社するかどうかで異なります。それぞれのパターンに分けて、必要になる手続きを詳しく見ていきましょう。

退職日の翌日に入社する場合

退職日の翌日に次の転職先に入社する場合は、以下の書類をあらかじめ準備しておくと良いでしょう。

  • 年金手帳
  • 源泉徴収票
  • 雇用保険被保険者証
  • 健康保険資格喪失証明書
  • 健康保険被扶養者移動届(扶養家族がいる場合)

上記の書類を転職先に提出できれば、自身で必要な手続きはありません。スムーズに次の転職先に入社できるように、退職前にしっかり準備しておくことが大切です。

退職日から転職先の入社日が1日以上空く場合

転職先が決定していない場合や、退職日から1日以上空けて転職先に入社する場合は以下のような書類や手続きが必要です。

  • 退職する企業から離職票を受け取る
  • 失業保険の申請
  • 健康保険への加入
  • 年金への加入
  • 確定申告

上記の手続きは、ハローワークや市町村の役場で行います。中には期限がある手続きもあるので、退職前に確認しておくのが望ましいでしょう。

 

介護職の退職意志の伝え方3選

介護職員がスムーズに職場を退職するには退職意思の伝え方が重要です。伝え方によっては上司に引き止められたり、職場の従業員との関係が悪くなることもあります。職場をトラブルなくスムーズに退職できるように、事前に退職意思の伝え方を確認しておくことが重要です。

退職日をしっかり定める

介護職員が退職意思を伝えるときは、退職日も併せて伝えましょう。施設によっては、あなたが退職するのを引き延ばそうとする上司もいます。退職日を引き延ばされると、退職のタイミングを見失うこともあります。そこで、退職意思を伝える際は「◯月◯日に辞めます」と、併せて伝えることが大切です。

また、退職日が決まっていれば、あなたが退職するまでに後継者を準備することもできます。退職日を定めておくことで、施設に迷惑をかけず退職することができるでしょう。

上司が納得する退職理由を考える

現在の職場では叶えられない将来のビジョンやキャリアアップなど、上司が納得する意思を伝えるのがポイントです。なぜなら、職場の待遇などを退職理由にすると引き止められる可能性が高いからです。退職意思を伝えると、給与や職場環境などの改善をするから辞めないように言われるケースもあるでしょう。

そこで、上司があなたの退職や転職を応援せざるを得ない退職理由を伝えるのが良いでしょう。その際は、将来のビジョンやキャリアアップを理由にした退職意志の伝え方が望ましいです。

退職届を提出する

退職意思を伝える際は、状況に応じて退職届を提出することも検討してください。退職の意思を伝えようとしても「忙しいから後にしてほしい」と話を聞いてくれなかったり、退職の手続きをしてくれない上司もいるでしょう。

言った言わないでトラブルになりそうな予感がした場合は、退職意思を口頭ではなく退職届を通じて伝えるのも1つの手です。会社側の都合で退職届の受理を拒むことはできません。

 

まとめ

この記事では、「介護職でスムーズに退職する方法と退職意志の伝え方」について解説しました。介護職の退職を考えている方は、この記事をしっかりと理解すれば、職員と良好な関係を保ちつつスムーズに職場を退職できるでしょう。

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シン

介護福祉士として特別養護老人ホームに10年勤務。介護職としてフルタイムで働きながら、介護に関する情報発信を行っている。介護現場ではひとりひとりの個性を大切にする個別ケア、利用者の1日の生活を可視化して最適なケアの検討を行う24時間シートの導入を推進。現場目線の実態に即した情報発信を得意としている。

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