ひよこちゃんにもわかりやすく説明するね!
介護系の国家資格は、介護福祉士しかありません。そう聞くと不安と感じる方も多いかもしれませんが、決してそんなことはありません。
- 介護福祉士の資格取得を目指している
- 介護福祉士の試験を合格できるか不安
- 介護福祉士の試験の合格のコツを知りたい
簡単に解説していきますので、どうぞ最後までお付き合いください。
https://kaigosin.com/career_development/
介護福祉士とは?
「介護福祉士」とは、介護系で唯一の国家資格であり、その資格所得者のことです。
1987年に制定された社会福祉及び介護福祉士法に基づき「介護福祉士の名称を用いて、専門的知識および技術をもって、身体上または精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者およびその介護者に対して介護に関する指導を行う者をいう」と位置づけられています。
簡単にいうと「介護福祉士は介護を必要とする方に適切な介護サービスを提供し、介護を行う者に対して指導やアドバイスを行える」ということです。
介護福祉士は誰でも受かる?簡単すぎるのか?
介護福祉士の合格率は平均70%以上
年度 合格率 2021年(第33回) 71.0% 2020年(第32回) 69.9% 2019年(第31回) 73.7% 2018年(第30回) 70.8% 2017年(第29回) 72.1% 2016年(第28回) 57.9% 2015年(第27回) 61.0% 2014年(第26回) 64.6%
2016年に受験資格改定があり、実施された2017年度以降は、例年合格率が70%前後となっています。改定内容は、実務ルートの受験の際に実務研修の修了を求められるようになりました。研修でしっかりと知識を身につけた後に試験に臨めるため、受験者の合格率が上昇したと考えられます。
でも合格率は比較的高いね。
経験をもとに受験できる
介護福祉士は、未経験では受験できない資格です。そのため、経験をもとに受験できる点も試験が簡単であると言われる理由の1つ。実務経験や学校での実習など、介護の経験があることを前提とした試験のため、経験をもとに受験できる点は強みと言えるポイントです。あらかじめ経験を積んだ上で試験の準備を行うため、1からの勉強にならず、下地がある状態で学習が始められます。
経験者であれば、実体験を振り返りながら解答するのも良いね。
介護福祉士国家試験に受かるコツ
介護福祉士国家試験に受かるコツを紹介します。試験に望む前に不安な方は参考にして下さい。
過去問を繰り返し解いて勉強する
介護福祉士国家試験の対策をする際は、過去問を繰り返し解きましょう。過去問を最低でも3年間分解くことで、近年の出題傾向を掴むことができ、合格に近づくことができます。
「自分のペースでコツコツと勉強したい」「できるだけ資格取得の費用を抑えたい」という方に特におすすめです。
問題を繰り返し解くことで、試験の出題傾向が分かってくるだけでなく、
自分の苦手を見つけられるよ。
通信講座やスクールを利用して対策する
「独学で勉強をすると、ついつい怠けてしまう」「プロに効率良く教わって短期間で合格したい」という方は、通信講座やスクールを活用するのがおすすめです。
対策すべき内容や範囲が明確なので、勉強漏れを防げるでしょう。講座やスクールによっては、スマホアプリを活用した勉強を導入している場合もあります。
介護福祉士の国家試験に落ちる人の特徴
前述もしましたが、介護福祉士国家試験の合格率は高く、7割近くの人が受かる傾向がありますが、残念ながら落ちてしまう人もいます。
- 誰でも受かると油断している
- 全く見直しをしていない
- 勉強時間が足りていない
- 過去問を解いたことがない
詳しく解説していきます。
「誰でも受かる」と油断している
介護福祉士の資格は、試験の合格率も高く、資格取得している方も多いです。そのため、「誰でも受かる」と油断している方も居ます。そうすると試験対策も不十分になりがちで、試験に落ちてしまいます。
全く見直しをしていない
介護福祉士の国家試験の筆記試験は、マークシート形式です。解答欄が一つずれてしまうなどのケアレスミスが起きることも。試験時間が終わるまで、解答にミスがないか見直ししましょう。
勉強時間が足りていない
いくら介護福祉士は受かりやすく、実務経験があれば簡単に解答できるとはいえ、試験対策の勉強を怠っては落ちることも。
過去問を解いたことがない
前述もしましたが、介護福祉士国家試験に合格するコツは、過去問を最低3年は解いてみること。過去問を解けば試験の傾向がわかったり、解答のやり方に慣れることができるので、合格率が上がります。
過去問を解いたことがないと、問題文の特徴などを掴めないまま、試験に臨むことになり、試験中に慌ててしまうことも。
まとめ
いかがだったでしょうか?
介護福祉士国家試験は、誰でも受かるわけではありませんが、比較的難易度は低いことをご理解いただけましたか?
- 介護福祉士の国家試験の合格率は、約70%以上。
- 「誰でも受かる」「簡単すぎる」わけではない。
- 試験に合格するコツは、過去問を解くこと
- 不安な方は、スクールに通うのもおすすめ
- 落ちる人の特徴は、「誰でも受かる」と油断していること。
介護福祉士の資格は、比較的簡単に取得できる国家資格のため、油断する方が多いです。
しっかり、対策をとって試験に臨みましょう。
きちんと対策するね。
コメント